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『ザ・ゴール』研修
サイコロゲーム(紹介)

The Dice Game Simulator

『ザ・ゴール』に登場する5人のプレーヤー(工程)を操作し、ボトルネックやリードタイムを意識しながら、効率よく完成品をつくるためのシナリオ作りにチャレンジします。


様々なシナリオを作ることで「ばらつき」(統計的変動)と「つながり」(依存的事象)が全体の流れにどのような影響を与えるかを体感することができます。

<全体概要>

・1ラウンド毎に5人が同時にサイコロを振ります。

・各5人のプレーヤー(従業員)は、出たサイコロの目に合わせてチップを処理し、左から右へ順番に渡していきます。

・5人目(一番右)のプレーヤーが処理したチップ(完成品*)が10ラウンド(10日間)で35個以上になることを目指します。

 

・各プレーヤーの手元にあるWIP(仕掛在庫=処理予定のチップ)数とサイコロの目は、自分で変更する事ができます。

 

・様々なシナリオを作ることで「ばらつき」(統計的変動)と「つながり」(依存的事象)が全体の流れにどのような影響を与えるかを調べることができます。

 

・ボトルネックやリードタイムを意識しながら、効率よく完成品をつくるためのシナリオ作りにチャレンジしてみましょう。

 

・いろいろパターンを試すことで、実際のモノの流れの変化がわかってきます。

<操作ガイド>

5名の各プレーヤーは画面上でサイコロを振り、自分の手元に十分なWIP(仕掛在庫)のチップがある場合は、 自分のサイコロの出目の分だけ、チップを次の工程(プレーヤー)に渡すことができます。

D2.png

サイコロを振って出る目の平均値は3.5ですので、10ラウンド(*1ラウンド=1日と換算)後に35個以上の完成品(チップ)を作ることを目指します。
 

最初のラウンドでは、各プレーヤーの前に初期WIPとして4つのチップが置かれています。

ゲーム開始前に「編集」モードで、それぞれの子どもが持っている初期WIP数を任意の数に変更することができます。

 

WIP数が多いほど、それらを全部処理する(完成品にする)ためのリードタイムが長くなるのでご注意を。


 

D3.png

1ラウンドだけサイコロを振る」ボタンをクリックすると、各プレーヤーは同時にサイコロを振り、自分の目の前にあるチップ数(WIP)を上限に、サイコロの出目の分のチップを次のプレーヤー(工程)に渡します。

D4.png

10ラウンドまとめてサイコロを振る」をクリックすると、各プレーヤーは10ラウンド分のサイコロをまとめて振ります。例えば、1ラウンド目で「10ラウンドまとめてサイコロを振る」をクリックした場合、プレーヤーはさらに9ラウンド分のサイコロを振ります。

もし「13ラウンド」の途中で「10ラウンドまとめてサイコロを振る」をクリックすると、プレーヤーはさらに7ラウンド分のサイコロを振ることになります。目標は、10ラウンドごとに35以上の完成品(チップ)を達成することです。

(具体例)

下の例で、4番目のプレーヤーに注目してください。

D7.png

WIP :4番目のプレーヤーは、次のラウンドで処理できるチップを3個持っています。

スループット:4番目のプレーヤーは10ラウンドをプレイする間に20個のチップを処理しました。

効率:4番目のプレーヤーの「効率」は74%です。これは、このプレーヤーが10ラウンドでサイコロを振って出た

数値の合計が27で、実際には20のチップしか処理できなかったことを意味しています。

生産性:10ラウンドで4番目のプレーヤーは20枚のチップを処理しました。

(平均すると、1回あたり2枚のチップを処理したことになります。)

パラメータ編集
「編集」ボタンをクリックすると、各プレーヤーの手元にある初期WIPと、各プレーヤーが振るサイコロの目を変更することができます。これにより、様々なシナリオにおいて「ばらつき」(統計的変動)と「つながり」(依存的事象)がモノの流れにどのような影響を与えるかを調べることができます。

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